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2023年オフ ヤクルトスワローズ 引退・戦力外選手

2021年/2022年ペナントレースの王者「ヤクルトスワローズ」がまさかの最下位争い。
ヤクルトスワローズは「超強い」か「超弱い」かの二極化した球団であることから、首位からの最下位争いは不思議ではありません。
2023年 ヤクルトの課題
- 投手陣の崩壊
- 怪我人続出
スワローズ2024年に新戦力の補強に全力を注ぐしかありませんが、プロ野球は支配下登録の70人の支配下登録との規則があります。
ドラフトやFAで新戦力を獲得するということは、選手を放出しなければなりません。
2023年オフになったヤクルトスワローズを退団する選手を紹介します。
東京ヤクルトスワローズ 引退
荒木貴裕

名前 | 荒木貴裕 |
背番号 | 10 |
年齢(2023年9月現在) | 36歳 |
守備 | 内野/外野 |
投打 | 右投右打 |
経歴 | 帝京三高 – 近畿大 |
入団 | 2009年 ドラフト3位 |
外野も内野も守れるユーティリティプレイヤーの荒木貴裕選手。
2023年は一軍の出場はなく二軍でも結果が出ず、ヤクルトスワローズ一筋14年でユニフォームを脱ぐことになりました。
1軍 通算成績
出場試合 | 685試合 |
打席 | 1215打席 |
打率 | .228 |
打点 | 116 |
本塁打 | 18 |
2023年9月30日(土) vs 横浜DeNAベイスターズ戦に7回裏に代打として出場。
空振りの三振の後、8回表にそのままファーストに守備につきました。
9回裏にも打順が回り神宮球場が湧くほどのレフトフライに倒れ現役生活に幕を下ろしました。

特にセレモニーもなく胴上げをして救助を一周してファンに別れを告げました。
グランドを一周する時のベイスターズファンからも「荒木コール」には鳥肌が立ちました。
大下佑馬
大下投手も自らの決断でユニフォームを脱ぐことになりました。
名前 | 大下佑馬 |
背番号 | 64 |
年齢(2023年9月現在) | 31歳 |
守備 | 投手 |
投打 | 右投左打 |
経歴 | 崇徳高 – 亜細亜大 – 三菱重工広島 |
入団 | 2017年 ドラフト2位 |
2023年の一軍出場はなく、2022年は怪我の影響か10試合の登板で防御率が4.17。
自己最高防御率はルーキーイヤーの2018年に25試合登板して防御率が3.09。
翌年以降も防御率が5点台」と登板が一軍に定着はできずにいました。
10/1の引退試合では1打席のみの登板で軽い投球でライトフライに打ち取りマウンドを降り現役生活に幕を落とすことになりました。
戦力外
久保拓真
戦力外の名前に久保投手の名前があり驚きでした。
名前 | 久保拓真 |
背番号 | 61 |
年齢(2023年10月現在) | 27歳 |
守備 | 投手 |
投打 | 左投左打 |
経歴 | 福岡・自由ケ丘高(甲) ─ 九州共立大 ─ ヤクルト |
入団 | 2018年 ドラフト2位 |
2019年、2020年と防御率が5点台と結果は残せず、2021年に至っては1軍の出場機会もありませんでした。
2022年になり左の中継ぎとして29試合に登板して防御率が2.70とセリーグ優勝にも貢献をしていた投手です。
2023年5月までは1軍で5試合の登板で5/4まで防御率0.00と安定していたもところ、5/5に防御率6.00と乱調。
以降一軍の出場機会もなくファームで結果が出せずに戦力外通告に…
個人的には「もうちょっと様子」を見て欲しかったところですが今のヤクルト事情からすると即戦力を求めていると考え久保選手を戦力外にして、新しい投手を招き入れると考えられます。
杉山晃基
名前 | 杉山晃基 |
背番号 | 35 |
年齢(2023年10月現在) | 26歳 |
守備 | 投手 |
投打 | 右投左打 |
経歴 | 盛岡大付高-創価大-ヤクルト |
入団 | 2019年 ドラフト3位 |
一軍出場は2021年に4試合、2022年に1試合の5試合のみ。
二軍成績も自己最高防御率は2022年の3.64で2023年に至っては10試合の登板で防御率が9.00。
成田翔
名前 | 成田翔 |
背番号 | 49 |
年齢(2023年10月現在) | 25歳 |
守備 | 投手 |
投打 | 左投左打 |
経歴 | 秋田商高(甲) ─ ロッテ ─ ヤクルト |
入団 | 2015年 ドラフト3位 |
2022年の現役ドラフトで千葉ロッテから入団した成田翔投手。
生涯1軍出場試合は5.61で2018年ロッテでの防御率は18.00と大乱調。
2023年ヤクルトスワローズでは3試合に登板して防御率が5.61と安定せず、ファームでの防御率も5.00以上とヤクルトは見切りをつけた形になります。
市川悠太
名前 | 市川悠太 |
背番号 | 40 |
年齢(2023年10月現在) | 22歳 |
守備 | 投手 |
投打 | 右投右打 |
経歴 | 明徳義塾高(甲) ─ ヤクルト |
入団 | 2018年 ドラフト3位 |
2023年戦力外になった選手の中で一番チャンスを与えられた選手が市川投手ではないかとおもいます。
一軍出場した2022年には防御率が7.50と安定しない成績の中でも、若さと他の投手陣にサポートされた印象。
2023年になり4試合の一軍出場を与えられたにもかかわらず防御率が8.96と残念な結果に終わりました。
22歳の若さから育成やトライアウトでチャンスを掴んで欲しいところです。
松井聖
名前 | 松井聖 |
背番号 | 022 |
年齢(2023年10月現在) | 28歳 |
守備 | 捕手 |
投打 | 右投左打 |
経歴 | 東邦高 ─ 中部大中退 ─ 四国ILplus・香川 ─ BCリーグ・信濃 ─ ヤクルト |
入団 | 2020年 育成ドラフト3位 |
2020年に育成ドラフトとしてヤクルトスワローズに入団した松井選手。
入団から2023年まで支配下登録もなく、2軍では野手不足の穴を外野としてもカバーしていた苦労人。
ファームの打率も.271と決して悪い成績とは感じませんが、ヤクルトの捕手層と外野手層の厚さを考えると松井選手の居場所はなかったと考えられます。
鈴木裕太
名前 | 鈴木裕太 |
背番号 | 014 |
年齢(2023年10月現在) | 23歳 |
守備 | 投手 |
投打 | 右投右打 |
経歴 | 日本文理高(甲) ─ ヤクルト |
入団 | 2018年 ドラフト6位 |
2018年ドラフト6位で指名されヤクルトスワローズに入団。
2019年ファームでは防御率8.38と苦しんだ年になったものの2020年の防御率は4.94、2021年には3.09と徐々に安定しつつあるところ、2023年には育成選手として再契約。
2023年ファームでの成績は7.18と結果が出ないところで戦力外通告。
ヤクルトの投手陣の台所事情では仕方ないでしょう。
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